RTG-Gambalde Trio コンサート 

同じ音楽大学出身の3人組…RTGーGambalde Trio が「4月マンスリーコンサート」でした。

RTGとは、3種類の楽器、Recorder(リコーダー)、Tuba(テューバ)、そしてGuitar(ギター)…それぞれのイニシャルからとったものです。

珍しい編成での演奏は、とても楽しいコンサートになりました。

(RTGーGambalde Trio:“ガンバルデ”というのは、大阪弁の「頑張るで」だそうです)

 

プログラム1曲目は『荒れた庭』。

曲名を聞いても思い当たらないかもしれませんが、ジブリ映画のファンだった、フランスのシンガーソングライター、セシル・コルベルが担当した「借りぐらしのアリエッティ」の挿入歌です。映画では、オープニングなどに使われていました。

(リコーダー:福盛邦彦さん。数種類のリコーダーを曲に合わせて吹き分けていました)

2曲目もアイリッシュの音楽で、ターロック・オキャロラン作曲の『シーベグ・シーモア』。

作曲者のオキャロランは「アイルランド最後の吟遊詩人」と称されていて、この曲は彼の代表的なものだそうで、R、T、それにGの組み合わせから生まれるサウンドは聴いていてとても癒やされました。

(テューバ:河原清士朗さん ギター:今村隆之さん)

「ちょっとカッコいい曲も演奏できるのです」という河原さんのMCで『エスパーニャ・カーニ』。

スペインの闘牛場で用いられていた曲で、誰もが闘牛士が赤いフランネル製の布を振って牛に向かっている姿を思い浮かべたことでしょう。

 

続いては、ベネズエラのアルパ奏者ブランコの演奏で世界的に大ヒットした曲『コーヒー・ルンバ』。

日本では、1960年代初頭に西田佐知子やザ・ピーナッツらによって歌われ親しまれてきました。

今回は、RTGオリジナルのうきうきするような演奏でした。

ここであらためて自己紹介!

(リコーダーの講習会が忙しく、声が出し辛いとか…リコーダー:福盛邦彦さん)  

 

(待望の第一子誕生でパパに…ギター:今村隆之さん)

 

(「緊張しますね…」と言いながら、なんだか余裕のあるポーズの河原さん:テューバ)

 

2003年WEBで公開された映像作品「或る旅人の日記」オリジナルサウンドトラックに収録された一曲…『光ノトキ』。ここで、テューバをオカリナに持ち替えて…

(オカリナ:河原さん〔中央〕)

リコーダーがメロディー、ギターが和音、そしてテューバが低音を受け持つというスタイルからは、ジャンルを超えたレパートリーがたくさん生まれるそうです。

次の演奏はNHK“みんなのうた”に登場した『PoPo Loouise』です。

オリジナルは、栗コーダーカルテットと歌手UA(ウーア)のコラボによる、美しくも切ない吟遊詩です。

 

 

映画音楽から『ニュー・シネマ・パラダイス』からメドレー。音楽担当はよく知られたエンニオ・モリコーネです。各楽器のソロ演奏をたっぷり聴くことができました。

「いよいよプログラム最後の曲です…」を何度か繰り返すMCの後に紹介されたのが、スペイン組曲より、民俗舞踊『セビリャーナス』。

 

演奏前のMCの効果もあり?アンコール!

ジャンルを超えた選曲はここでも…「世界名作劇場」で放映されたテレビアニメ作品「ロミオの青い空」の主題歌『空へ』。

「我々、クラシック専攻の3人組なので…」というMCで紹介されたアンコール2曲目は、フランスの古い民族楽器タンブーランに由来する『タンブーラン』。

 

RTGーGambalde Trio の3人はグループ名通り、“頑張って“ 演奏してくださいました。