日頃の成果 発表会

YOSHUホールを含めた会場を拠点に活動している「小玉晃の音楽学校」の"生徒さん達"の成果を披露する発表会が開催されました。

 

(第5回サロンコンサート開演です)

 

出演される方々は、月に2回、ヴォイストレーニング、またはドイツの歌を歌う、それぞれの1時間のレッスン、それに、今回のサロンコンサートに向けての個人レッスン30分を受講して臨まれました。

各自で選曲をしたというプログラムは、クラシックからミュージカルまで、多岐にわたっています。

 

(スカルラッティ:すみれ 歌に合わせた衣装なのでしょうか)

 

普段の活動時から、ピアノを弾いておられるそうで、今回のサロンコンサートでは出演者24人全員のピアノを弾かれました。

 

(ピアノ/吉井明美先生)

 

サロンコンサートデビューの方から、全回出演の方まで・・・どの方も歌い始めるととても楽しそうな表情になります。

(教会で、可愛いあの子に会えるといいな・・・ブラームス:日曜日)

 

(ペルゴレージ:もし貴方が私を愛してくれて)

 

 

歌う前には、曲目の背景や情景を解説することになってます。

「愛の曲に・・・アホみたいに挑戦しました」という解説には、会場から笑い声が。

(レオンカヴァッロ:朝の歌)

 

『オー、おいで、私たちの喜びを享受するために』・・・このように歌えればいいのですが。

(ブラームス:生ぬるい大気)

 

(生徒さんの歌に聴き入っておられます)

 

男性もコンサートにふさわしく、正装で登場です。

(シューマン:君は花のよう 『詩人の恋』より 美しき五月に)

 

生徒さんの中には、来年2月に京都コンサートホールでコンサートを開かれる方がおられました。

(シューベルト:『冬の旅』より 郵便馬車 霜降る頭)

 

 

数少ない男性・・・外国曲が多い中で、日本の歌をしっとりと歌われました。

(木下牧子:誰かがちいさなベルをおす 夢みたものは)

 

この季節になると、聴きたくなる一曲、『落葉松』です。

(小林秀雄:落葉松 ♪落葉松の秋の雨に 私のこころが濡れる)

 

最後に、会場の皆さんと、シューベルトの『楽に寄す』を歌って終演。

(指揮は、小玉晃先生です)

Autumn Concert ソロとデュオの愉しみ

同級生3人が仲間に呼びかけて開いた「Autumn Concert」。

それぞれのメンバーが持ち寄ったプログラムは、コンサートのタイトル通り"ソロとデュオの愉しみ"を満喫できるものばかりです。

まずは、このコンサート発起人の松川峰子さんのピアノ演奏から始まりました。

 

(三宅榛名:赤とんぼ変奏曲)

 

続いて、大学の先輩と後輩による、フルート二重奏です。

 

(W.F.バッハ:フルートのための 6つの二重奏曲より第1番/〔左〕内田尚子さん 〔右〕久斗理恵さん)

 

 

(C.ドビュッシー:シランクス/内田尚子さん)

 

プログラムと一緒に配られた"ライナーノーツ"を読むと、演奏者それぞれの曲に対する理解と熱い思いが伝わってきます。

 

(C.ドビュッシー:月の光/アレクサンダー敦子さん ピアノ 松川峰子さん)

 

それぞれの演奏が終わる度に、演奏者自身がお話をしてくださいました。

 

(人前で話すのは、ちょっと苦手なのですが・・・と、前置きをされましたが、とても楽しいトークでした)

 

(F.ショパン:スケルツォ第2番/松川峰子さん)

 

演奏が終わるやいなや、「ブラボー!」の声が上がりました。

 

休憩をはさみ・・・

誰もがよく知る曲で、後半が始まりました。

 

(W.A.モーツァルト:きらきら星変奏曲/内田尚子さん・久斗理恵さん)

 

「こんな歌があったのですね!」

サンドイッチ用のパンに、こしあんとマヨネーズをはさんで食べる"あんこまパン"のレシピが、そのまま歌になった曲なのです。

 

(♪理論的に、まずかろうはずがない!歌うにつれて本物の"あんこまパン"ができあがりました)

 

小学校で歌った覚えのある『茶つみ』が編曲されて、さまざまな"お茶"の曲が登場するというとても楽しい曲です。いくつか出てくる特殊な奏法の説明に、ますます期待がふくらみます。

 

(途中、足音やボディーパーカッションも。『爽健美茶』や『Tea for Two』に『おもちゃのチャチャチャ』まで?!)

 

手元のライナーノーツによると、メンデルスゾーンが、美しいメロディーをつけた作品で、しみじみとした「秋」の情緒を感じさせてくれる『秋の歌』・・・この季節には外せない一曲です。

 

(F.メンデルスゾーン:秋の歌/〔左〕アレクサンダー敦子さん 〔右〕山川みさきさん ピアノ 松川峰子さん)

 

 

アンコールは、出演者全員とお客様とで『紅葉』(岡野貞一)を歌い終演。

(さらに、もう一曲・・・しっとりと秋を感じながら『赤とんぼ』を歌いました)

YOSHUホール ぶらり界隈〔参〕 チョコレートはいかがですか!

前回の『ぶらり界隈』〔弐〕「松屋町」と同じく、大阪メトロ「松屋町駅」で降りて、3番出口から地上に上がると、すぐ目の前に幅の広い階段が見えます。

 

(松屋町駅出口階段を上がると、広い階段が目につきます)

階段の先の建物の壁には『練(れん)』の文字が張り付いています。

このエリアから右手に広がる一帯が「空堀商店街」なのです。

 

この界隈は、空襲の被害が少なく、昔の建物が多く残っていました。

古い屋敷のいくつかを、"長屋再生プロジェクト"として、複合ショップに変貌させた一つが、ここ『練』なのです。

 

(写真中央、正面の表門や、左手の蔵、中に入った母屋は「登録有形文化財」に登録されています)

 

屋敷をリメイクした複合ショップ『練』には、15店舗が入っています。

今回、その中から、チョコレート専門店として名高い「エクチュアからほり『蔵』本店」に、ご案内いたしましょう。

名前の通り、敷地内の「蔵」にあたる部分で営業しているお店です。

 

(左:チョコレート専門店「エクチュアからほり『蔵』本店。右:表門の向こうに見えているのが母屋)

この蔵が建てられたのは、文化8(1811)年・・・店内の柱には、その痕跡が残っています。

(店内の柱を見ると"文化八年"の文字が読み取れます)

文化八年・・・といえば、200年以上も昔。ちなみに、その5年前(1806年)には喜多川歌麿が54歳で亡くなっている・・・と考えれば、200年の長さが実感できそうではありませんか。

 

当時は家の"蔵"だったのが、おしゃれなカフェに生まれ変わったのです。

蔵の中は、半分に仕切られ、一方が喫茶、そして、もう一方が売店になっています。

 

(母屋よりも先に建てられた「蔵」の中は落ち着いた雰囲気の喫茶店になっています)

(壁にはチョコレートに関する絵などが飾ってあります)

(「練」にある他のショップに比べて、ここは2階もあり、ゆったりとした空間が広がっています)

 

サンドイッチのランチメニューもありますが、チョコレート専門店なので、まずは、定番の『テオブロマケーキTheobroma Cake』を飲み物とセットでいかがでしょうか。

 

(さわやかなオレンジの風味のミルクチョコレート、ガナッシュとチョコスポンジを3層に重ね合わせたケーキは、コーヒーともピッタリ)

YOSHUホールへお越しの際、またコンサート後に、ぜひ立ち寄ってみてください。

(「蔵」の半分は売店で、この店限定の品物がたくさん並んでいました。

 

*エクチュアからほり「蔵」本店

  平日/11:00〜22:00(L.O 21:30)
 日・祝日/11:00〜21:00(L.O 20:30)

 定 休 日/水曜日

打楽器 デュオ アンサンブル コンサート

"なぎふく"こと、小泉渚さんと辻本道劼気鵑砲茲襯灰鵐機璽箸開催されました。

 

(「なぎふく」二人のデュオ アンサンブル コンサート)

 

主となる打楽器は、ご覧の通り「マリンバ」です

6月マンスリーコンサートでも紹介しましたが、マリンバという楽器・・・「音板」「共鳴パイプ」「枠」「脚」の4種類の部品に分けて運び、組み立てるところから、コンサートがすでに始まっているのです。(詳しく知りたい方は、当ブログ6月17日「梅雨の晴れ間のコンサート!」を観て下さい)

 

『2ーギャザー』(マティアス・シュミット)のオープニングで始まり、続いて、『ナゴヤマリンバ』(スティーブ・ライヒ)・・・という打楽器に興味がある方には、外せない楽曲が続きます。

 

 

(小泉渚さん)

 

(辻本道劼気鵝

 

打楽器のソロ演奏が確立してから、まだ歴史が浅く、演奏楽曲は必然的に現代曲になるそうです。

これまでの拍子感や調性にとらわれないところで、自由に活躍できる打楽器の可能性を追求するコンサートにしたい、という思いが今回のプログラムにも現れていて・・・

 

 

突然、糸をつけた鈴を引っ張って二人が登場して繰り広げられる"小芝居"のような面白さをもった作品『すずむし〜糸のついた二つの鈴のための〜』(渡邉達弘:作曲)。

 

(『すずむし』はシアターピース的な作品で、「すず」「むし」「はい、お待ち」・・・などの言葉で観客をも巻き込みながら・・・)
 

続いて、最近、よく目にするようになった"カホン"という箱の形をした打楽器の演奏です。

 

(カホン:小泉渚さん 『行動・反応・反響』オホス・デ・ブルッホ:作曲)

 

休憩の後。

ステージを通り過ぎて・・・ホールの後ろに並んだ3人が、 "カベ" を楽器にした演奏を始めました。演奏の途中で、様々なパフォーマンスが繰り広げられる、とても愉快な作品です。

 

(〔左〕佐藤けやき さん:同じ大学の一番の先輩だそうです。『カベトリオ』(渡邉達弘:作曲))

 

先ほどの『すずむし』にしても、この曲にしても、決してウケ狙いではなく、楽譜の指示通り、あくまでも打楽器の可能性を追い求めるところから生まれた作品なのだそうです。

 

そうかと思えば、打楽器作品のうちでも重要な作品の一つとして知られ、コンサートで演奏される機会が多く、一方、コンクールや入学試験の課題曲にも取り上げられている作品が演奏されました。

 

(『サイド バイ サイド』(北爪道夫):辻本道劼気鵝

 

プログラムのギャップの面白さに、楽器の可能性が拡がっていくのを感じます。

 

今度は、小太鼓2台による演奏が始まりました。

たった二つの打楽器だけなのに、聴く愉しさだけではなく、観る面白さも十二分に味わえる作品ではありませんか。

写真ではお伝えしにくいのですが、じっくりと二人の表情や手の動きをご覧下さい。

 

 

 

 

(『ベニン』エマニュエル・セジョルネ:作曲)

 

コンサートの最後は、マリンバと打楽器の聴かせどころ満載の大曲です。

 

(『ラッシュ アウト』西原大樹:作曲)

 

息の合った、歯切れのいい演奏に、大きな拍手が続きます

お二人がアンコールに選んだ曲は・・・誰もが一度ならず耳にしたことのある『道化師のギャロップ』(カバレフスキー)です。

 

(楽しく演奏するお二人に、観客も手拍子の打楽器?! で加わって)

 

打楽器がもつフィールドの広さを十分に味わえ実感できる、楽しく愉快なコンサートでした。

 

YOSHUホールでは、コンサートを手軽に開催しやすいように、『コンサート パック』をご用意しています。

日頃活動しておられる仲間の方とご一緒に、コンサートを開きませんか。

オペラ 「カルメンの愉しみ方!」

10月17日、YOSHUホール マンスリーコンサート『オペラ カルメンのしみ方!』に向けてのリハーサルが行われました。

 

(10月マンスリーコンサート チラシ)

 

当日は、当ホール支配人 西本智実のお話に合わせて演奏をするという、とても楽しみな内容です。

 

(『オペラ カルメンの愉しみ方』リハーサル風景)

 

カルメンとホセ、お二人が登場する場面を中心にしたプログラムですが、どのような展開になっても楽しく演奏できるよう、3人でリハーサルを進めていきます。

 

(〔左〕カルメン/メゾ・ソプラノ:糀谷栄里子さん〔右〕ホセ/テノール:二塚直紀さん)

 

お二人に、役柄についてお話を伺いました。

「私の性格は男性的な気がするので、カルメンの性格とは、"真逆"じゃないでしょうか。強い信念をもって、自由に生きているところ、それに嘘をつかない、嘘をつけないという点では、似ているように思います。」(糀谷さん)

 

「ホセは大好きな役ですね。それに、演出によっても、ホセの感じが変わるので、とても面白い作品の一つです。」(二塚さん)

 

(ピアノ:西岡仁美さん)

 

時代時代による価値観の変化、また演出によって、カルメンやホセ、そして作品全体の捉え方が大きく変わるという面白さを秘めた、オペラ「カルメン」。

10月マンスリーコンサートでは、オペラ「カルメン」の愉しさを、じっくりと紐解いてくれることでしょう。期待が膨らみます。

 

なお、来年(2019年)2月には、芸術監督・指揮 西本智実、カルメンとホセ役には、それぞれ糀谷さん、二塚さんが登場する、オペラ「カルメン」(誰がカルメンを殺したのか・・・!?)が上演されます。

 

(2019.2/17 16:00 岸和田市立浪切ホール)

 

今月の「10月マンスリーコンサート」とあわせてお楽しみ下さい。

来年2月、浪切ホールでお待ちしています!

 

※10月マンスリーコンサートは完売いたしました。ありがとうございました。

TRIO THE THANK リハーサル 

2016年10月にFirst Live を開催した「TRIO THE THANK」。

今回、2nd live を12月に行うのに合わせて、リハーサルが行われました。

 

(TRIO THE THANK のメンバー)

 

前回は、"ピアノトリオ"による Jazzy なプログラムでしたが、今回は、2台のピアノと、アコーディオン・クラリネットの3人による様々なジャンルの演奏が楽しめるとか・・・。

 

(アコーディオン&クラリネット:森 健太郎さん)

 

2nd live チラシには、『タランティラ』(ラフマニノフ)、『クラリネット・ポルカ』が紹介されていますが、"アコーディオン演奏"といえば『情熱大陸』も、ぜひ聴きたい1曲ですね。

 

(ピアノ:八尋 直哉さん 手前に見えるのは森さんのクラリネットです)

 

(ピアノ:諏訪 麻衣子さん。今回も諏訪さんproduceによるライブだそうです)

 

クラシック、映画音楽、タンゴ、アニメ主題歌・・・など、2台のピアノ、連弾、トリオによる素敵なプログラムのコンサート。

YOSHUホールでお待ちしています!

 

(『クラリネット・ポルカ』・・・息の合った三人の演奏です)

 

 

(TRIO THE THANK 待望の2nd live!!)

「モーツァルト室内管弦楽団」リハーサル

「モーツァルト室内管弦楽団」の方々が、2日後の「定期演奏会」に向けて、リハーサルに来られました。

 

(左:門 良一先生 モーツァルト室内管弦楽団の皆さん)

 

モーツァルト室内管弦楽団は、1970年に指揮者、門 良一先生によって設立された、プロの演奏集団です。モーツァルトを中心にハイドンをはじめ前期ロマン派やフランス音楽にも演目を広げ演奏活動をしているそうです。【「モーツァルト室内管弦楽団HPより一部抜粋】

 

リハーサルは、ショパン『ピアノ協奏曲第1番(ピアノ六重奏版)』から始まりました。

 

(ショパン:ピアノ協奏曲第1番◆ピアノ/湊谷亜由美さん)

 

定期演奏会のプログラムには、選りすぐりの作品がずらりと並んでいます。

 

ショパン『ピアノ協奏曲第1番』と言えば、クラシックの人気漫画『のだめカンタービレ』で、主人公"のだめ(野田恵)"が、デビューコンサートで演奏した作品なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

続いて、ショパン『ピアノ協奏曲第2番』のリハーサルです。

 

(ショパン:ピアノ協奏曲第2番◆ピアノ/大槻知世さん)

 

ショパンが作曲した、唯一、2つの「ピアノ協奏曲」。

華麗で芸術性が高いと賞賛される2作品を、モーツァルト作曲「ディヴェルティメント ニ長調」と「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が囲むという、とても楽しみなプログラム。

 

4時間にわたるリハーサルにも、メンバーの皆さんは疲れもみせずに、笑顔でホールを後にされました

 

45年以上の歴史を誇り、"モツ管"と親しまれている「モーツァルト室内管弦楽団」の定期演奏会・・・門良一先生のお話もあり、多くの方々がワクワクしながらコンサートの日を待たれておられることでしょう。

 

(2018年9月29日【土】2時開演:兵庫県立芸術文化センター小ホール)

YOSHUマンスリーコンサート【9月】

バッハ(J.S.Bach)作曲『無伴奏チェロ組曲』第1番 前奏曲で始まった「木越 洋(きごし よう)によるコンサート」

「チェロといえば、まずこの曲」・・・"チェロの旧約聖書"とも言われる第1番「前奏曲」は、来場された方々お目当ての一曲だったのではないでしょうか。

 

(バッハ『無伴奏チェロ組曲第1番』:木越 洋さん)

 

幾何学模様のような音の一粒ひと粒が、つながり、移り変わっていく演奏に惹き込まれていきます。

NHK交響楽団で33年間にわたり首席奏者を務めた、木越さんならではの演奏です。

 

(「現在は、イルミナートフィルハーモニーオーケストラの首席チェロ奏者でもあります・・・」とごあいさつ)

 

自己紹介を兼ねた挨拶あいさつの後、『組曲第1番』の残り4曲を続けて演奏。

 

続いて、エルガー(E.Elgar)が自身の婚約者に贈ったという有名なエピソードをもつ『愛の挨拶あいさつ』。

 

(ピアノ:山口美樹子さん)

 

「私の大好きな曲です・・・。

ベートーヴェンがこの曲を作曲した頃、彼は完全に聴覚を失っていたので、不協和音がいくつか見受けられるのですが・・・」と言って演奏されたのは『チェロソナタ第5番』です。

 

(「私の大好きな曲なのです・・・」と、トークに作品の聴きどころなどの説明を加えながら。)

 

チェロとピアノが会話を楽しんでいるかのような、木越さんと山口さん、お二人の響き合う演奏です。

 

(「夢中になって演奏していました」・・・というのが、見ていて伝わってきます)

 

大きな音量、幅の広い音域、"肉声"に極めて近い優しさ、温かさをもつ、表現力豊かな楽器・・・チェロの良さが、聴けば聴くほど、よりわかってきます。

 

"チェロの新約聖書"とも称される、ベートーヴェンの『チェロソナタ』。

演奏が終わったとたんに、客席のあちらこちらから絶賛の拍手と感嘆のどよめきがわき上がりました。

 

最後のプログラムは、サン=サーンス(Saint-Saens)『動物の謝肉祭』より「白鳥」です。

 

(優雅で清らかな白鳥がゆったりと水面を滑っていく・・・この演奏を聴いていると、そんな情景が浮かんでくるようです)

 

演奏が終わった後、2度のアンコールに応えて、クライスラーの作品から2曲を演奏して下さいました。

 

(3度目のアンコールには・・・人間味あふれるお人柄の木越さんでした)

 

さらに、拍手が鳴り止まなかったのですが、「今日は、もうこれ以上の曲を用意しておりませんので、ここまで、で・・・」という木越さんの言葉で終演いたしました。

 

チェリストとピアノを囲むように並べられた客席は、演奏者と客席とのほどよい距離感が保てる、このホールならではの特徴の一つです。

 

(両サイドの壁際に並べられた席など、すぐそばで聴く演奏は、床からも響きが伝わってきます)

 

「ステキな会場で、素晴らしい演奏を間近で聴くことができました。」というお客様からの実感のこもった感想・・・ありがとうございました。

トランペット・デュオコンサート

YOSHUホールお勧めの『コンサートしませんか!「ミニパック」』ご利用のコンサートが行われました。

「竹内愛絵&前田歩美 トランペット・デュオコンサート with 中桐綾奈」です。

 

(オープニングは『2本のトランペットの為の協奏曲』(A.ヴィヴァルディ)です)

 

オープニングに続いて、二人それぞれによる演奏です。

 

(前田歩美さん:トランペット協奏曲/タルティーニ)

 

(竹内愛絵さん:4つのミニチュア/トゥリン)

 

(中桐綾奈さん:ピアノ)

 

第2部は二人のデュオで始まりました。

『パストラーレ』(E.イウェイゼン)では、二人の旋律が絡み合い、それにピアノのアルペジオが重なって・・・しっとりと美しい音楽が生まれます。

 

 

二人のトークや仕草に会場には笑顔があふれます。

 

(フランスでは、危うく不法滞在になりかけたり、スイスでは2,500円もしたラーメンがのびのびで・・・)

 

途中、ピアニストの中桐さんが"コンサートジャック"をして・・・

(左:竹内さん、中央:中桐さん、右:前田さん)

 

『子犬のワルツ』など、ピアノソロ演奏を披露。

 

 

「大の仲良しの3人でコンサートが開けたのも、来て下さった皆様のおかげです」・・・と挨拶の後、皆様の期待に応えてのアンコール。

 

(♪私の思いは、ずっとあなたのもと・・・『チョコレート・ダモーレ:伊藤康英/作曲』)

 

会場は甘い調べに包まれて終演。

 

※『コンサートしませんか!』:YOSHUホールでは、誰もがコンサートを開きやすいように「コンサートパック」を用意しています。

 

 

ピアノをメンテナンスしました!

YOSHUホールには、二台のピアノがありますが、そのうちの一台のメンテナンスを二日間かけて行いました。

 

ピアノ本体から、鍵盤とハンマーが一体になった"アクション"という部分を引き出して・・・

 

(本体から引き出された部分)

 

思った以上に精巧な造り・・・まるで"組木細工"や古来から伝わる日本の社寺建築の木組みの構造に似ているようで大変に美しいものです。

 

ところで、グランドピアノはどれくらいの部品数で成り立っているのか、考えたことはおありでしょうか。

何と約8,000の部品で構成されているのだそうですよ。

 

普段の調律ではなかなかできない作業が続きます。

 

(手前の薄い紙は、鍵盤の深さや高さを調整するためのものだそうです)

 

次に、鍵盤から"アクション"部分を外す工程に移ります。

 

 

鍵盤を抜き取って・・・

 

 

鍵盤の下のほこりを除去していきます。

 

 

鍵盤と"アクション"部分を組み合わせた後、本体に収めたり引き出したりしながら、各部の調整が行われます。

 

(鍵盤とアクション部分を組み合わせ、本体に収めたり、また引き出したり・・・この繰り返しが延々二日間行われます)

 

(フレームのねじに緩みがないか点検しています)

 

(ハンマーと弦の当たり方の調整です)

 

(アクション部分の調整です)

 

二日目は、朝から夜までかけて、音の調整・・・"整音"作業が続きました。

 

 

こうして、ピアノがふたたび蘇よみがえりました。

 

いかがですか・・・

ピアノのことを知れば知るほど、以前よりもっとピアノが好きになったのではありませんか。