Flute Concert Trio & Quartetto

同じ大学を卒業した3人のフルーティストによるコンサート開演です。

 

(「皆さまの心にたくさんの音の景色が広がりますように…」という思いを込めた演奏です)

 

バロック〜現代までのクラシック作品を集めた今回の演奏会、一曲目は、バッハ作曲『3声のインベンション』からです。原曲はピアノ曲なのですが、3人のフルートによる演奏です。

(久斗理恵さん)

 

(山本順子さん)

 

(茂山美都子さん)

 

今回の演奏会では、普段あまり耳にしないかもしれません…3本、または4本のフルートのための作品のいくつかを聴ける…というプログラムです。

(「フルートのベートーベン」の愛称をもつ、クーラウの作品『3つの三重奏曲』に続いて、トマジ『3つの牧歌』)

 

演奏の合間には、3人が順に作品への思いや解説を話してくれます。

(久斗理恵さんが、3人のメンバーの恩師であり、今回の演奏会に特別出演してくださる待永望先生を紹介…。)

 

待永先生を迎え、没後100年のドビュッシーのピアノ作品からの演奏です。

 

(フルート4本での演奏 ドビュッシー『2つのアラベスク』他)

 

(門下生3人からの要望で?!特別出演された、待永望先生。来年3月には退任記念コンサートが予定されています。2019.4/28 14:00開演: LICはびきの ホールM

 

(待永先生 久斗理恵さん)

 

(山本順子さん 茂山美都子さん)

 

(「現代フルート四重奏曲」の模範:ボザ『3つの小品』)

 

 

 

作品の紹介と、自分が今 “はまっているもの” についての話など…演奏の合間に、演奏者自身のお話が聞けるのもいいものですね。

(茂山美都子さん)

 

(山本順子さん)

 

プログラム最後は、最も広く演奏され続けてきた作品、ライヒャ『フルート四重奏曲「シンフォニコ」作品12』で、終演…。

※参考資料:当日配布のライナーノーツ

TRIO THE THANK 2nd live

おもちゃ箱をひっくり返したようなとっても愉快なコンサート、TRIO THE THANK 2nd live 開演です!

(オープニングは『情熱大陸』:TRIO THE THANK)

 

一曲目が終わったところで、メンバー紹介。

(ピアノ:諏訪麻衣子さん アコーディオン:森健太郎さん ピアノ:八尋直哉さん)

 

「私の大好きな坂本龍一の曲で『ハッピーエンド』です」・・・トークは苦手という諏訪さんでしたが、ずっと軽妙な語り口で話しておられました。

(「演奏を聴いていただいて、皆さんもこの曲を好きになってください」と前置きして・・・)

 

続いて、アニメのテーマソングから『ルパン’79』、『名探偵コナン「メインテーマ」』です。

(「コナン」の中に、同じ作曲家・大野克夫の『太陽にほえろ』が出てくるお洒落な編曲は諏訪さんの手によるもの)

 

(「オブリビオン・・・“忘却”という意味です」と説明されたメロディーは、まさにアコーディオンにピッタリ)

 

(『Libertango』というのは・・・八尋さんご自身がピアノを弾きながら説明してくれました。)

 

2台のピアノで聴く『リベルタンゴ』は何ともゴージャスな香りが漂ってきます。

 

「茶摘み」「浜辺の歌」「夏の思い出」など7曲をメドレーにした『日本の歌』。

「ふるさと」のところでは、『まきびと羊』(クリスマスに歌われる賛美歌)を重ねて歌うと、すてきなハーモニーがホールに響きました。

(1回の練習のみで歌ったのですが、いい出来に皆さん大喜びです)

 

第1部最後は、正統派ピアノ2台による、ラフマニノフ『タランテラ』・・・このユニット、いかにレパートリーが豊富か、ご理解いただけることでしょう。

(譜メクリスト:森さん曰く「演奏するより、譜めくりは集中力が必要です!」)

 

休憩をはさみ、後半は「クラリネット」の森さんの演奏が続きます。

(クリスマスと言えば、この曲・・・『ホワイトクリスマス』)

 

ただ普通に演奏しないのが、TRIO THE THANK !

どの曲にも編曲のこだわりが垣間見えます。

この曲『クラリネットをこわしちゃった』も、子ども達が大喜びで歌った後・・・

(♪ボクの大好きなクラリネット・・・皆んなで斉唱)

 

なんと・・・演奏しながら、クラリネットの“ベル”、“下管”、“上管”、“俵管”・・・と分解して、最後は“マウスピース”のみで演奏・・・。

(“上管”より上の部分を使って演奏を続けていくと・・・子どもも大人も大喜び クラリネット:森健太郎さん)

 

ユーモアを交えた演奏の後には、ステージに立てることを感謝して・・・

(中島みゆき『糸』 今年の大阪を襲った地震、台風による被害に遭った八尋さんの、心に染みこむような演奏)

 

知っているようで知らない“アコーディオン”について、左右のボタンの役割について説明してくださいました。

(アコーディオンのソロ演奏は、音色がぴったりのアニメの名曲『ハウルの動く城より「人生のメリーゴーランド』)

 

緊張でお昼ご飯を食べていないのを感じさせない、落ち着いた演奏を聴かせてくれました。

(『ニューシネマパラダイス』メインテーマ〜初恋〜愛のテーマ ピアノ:諏訪麻衣子さん)

 

2ndライブ、最後の曲は3人そろって『クラリネット・ポルカ』を賑やかに演奏。

(曲中には『アルプスの少女ハイジ』テーマソングや、『天国と地獄』のメロディーが聞こえてきました)

 

あっという間の2時間のライブ・・・もう次回のライブが楽しみになってきました。

イルミナートフィルからのプレゼント!

12月マンスリーコンサートは、当ホール支配人でもあり、また「イルミナート芸術監督兼指揮者」の西本智実さんのお話を交えながら、イルミナートフィルハーモニーオーケストラのメンバーの演奏を堪能しました。

今回も、開演時間の20分前、観客の皆さんが驚きと喜びの表情で西本さんをお迎えしました。

 

(私たちには想像もつかないオーケストラピットでの様子や、次回公演『カルメン』の話など、興味深い内容に、皆さん声に出して頷いておられます)

 

開演時間になり、早速『ヨーロッパを華麗に巡る旅』のはじまりです。

 

(ウェーバー『フルート三重奏曲』第1楽章 イルミナートフィルハーモニーオーケストラメンバー) 

 

「この曲は、コンサートのアンコールで演奏している曲なのですよ」という解説の後・・・

 

(フォーレ『コンクール用小品』 フルート:菅井春恵さん ピアノ:青木ゆりさん)

 

「瓶の口を吹いて音が出せれば、フルートが吹けますよ。ただしビール瓶では肺活量が大きくないといけないでしょうけど・・・」など、楽器にまつわる楽しい話を披露してくれました。

 

続いては、カサドがチェロの恩師カザルスへ捧げた、彼の代表作とも言える『愛の言葉』です。

 

(スペイン風の情熱的な曲を熱演 チェロ:三宅依子さん ピアノ:青木ゆりさん)

 

「オーケストラの楽器配置では、チェロが指揮者の真ん前なのです。西本さんのファンの方からすれば特等席といえるでしょうけど・・・」とチェリストの三宅さんが話してくれました。

 

(「指揮者の目の前なので、時には汗が飛んできて、弦を押さえる指が滑ったことも・・・」)

 

また、尺八や琵琶などの和楽器を思わせる演奏をするための苦労話など、普段聞くことのできないオーケストラの裏側を話していただきました。

 

(指揮者の西本さんと、演奏者の方々との話題がどんどん広がります)

 

プログラム最後は、クリスマス曲をメドレーにした『クリスマスフェスティバル』(アンダーソン作曲)です。

(♪主は来ませり・・・など、歌声や手拍子が起こり、観客の方々と一体になった演奏です)

 

クリスマスメドレーを聴きながら、イルミナートフィルの方々から、演奏とお話のクリスマスプレゼントをいただいたような幸せ気分に包まれ、終演・・・

コンサートの余韻に浸りながら拍手が鳴り止まないコンサートになりました。

 

2018年のYOSHUホール マンスリーコンサートが全て終了いたしました。

振り返れば、毎月、魅力あふれるプログラム、音楽、そして人間味あふれる演奏者の方々とお出会いすることができました。

来年2019年も、マンスリーコンサートに多くの方々のお越しをお待ちしています。

 

Un piccolo concerto

丸10年を迎えた「出張音楽教室Piacere」主催の発表会が開催されました。

 

プログラムは2回の休憩をはさみ、3部に分かれていて、5歳の“年中さん“ の連弾から始まりました。

(Primo:5歳“年中さん” Secondo:藤田歩先生

 

(第1部の出演者18名全て、藤田歩先生のピアノ(Secondo)で連弾です)

 

休憩をはさんで第2部は、ピアノソロ演奏です。

(バーナムピアノ教本より『ハイウェイ』を演奏する、“年長“ さんの演奏です)

 

出演者は、演奏する直前に藤田先生のところで待機し、平常心でステージに臨みます。

 

(高校3年生。『OROSHI』:斉藤守也作曲)

 

いよいよ第3部。

聴き応えのあるプログラムが並んでいました。

 

まずは、“Piacere“の卒業生の演奏です。

(10年目を迎えるPiacereの歴史を感じる卒業生 Soprano:水谷英奈さん Piano:赤澤由華子さん)

 

続いては、藤田歩先生の演奏です。

(『ピアノソナタ Op.13』:ベートーベン)

 

最後は、ゲストの皆さんのとても愉快な演奏です。

(「クッキーハウス」の皆さん 〔左から〕杉本徹さん・小西恒夫さん・嶋田三和子さん)

 

(楽器をリコーダーに持ち替えて・・・『ピタゴラスィッチのテーマ』)

 

(鍵盤ハーモニカのアンサンブルで『キューピー3分クッキングのテーマ』)

 

(最後は、子ども達が大好きな『となりのトトロメドレー』です)

 

『ご来場の皆様に聴いていただくための演奏』を心がけたといわれるコンサート・・・演奏した方も、聴きに来られた方々も、音楽の愉しさをあらためて感じることができたことでしょう。

HORN QUARTET 1st Concert

4人のホルニスト(Hornist:ホルン奏者)によるコンサートが行われました。

 

 

 “ホルン四重奏“といえば案外珍しいのですが、珍しいのはそれだけではありません。

 

( S の文字入りのアンサンブル名:S HORN QUARTET

 

珍しいのは、今年3月に音楽大学を卒業した同級生4人に共通している “S” の一文字。

お揃いのイニシャルに、お揃いの楽器・・・息の合った演奏を聴かせてくれるアンサンブルなのです。

 

オープニングは、軽快な演奏で、「歌劇『魔笛』より序曲」(モーツァルト)。

 

2曲目の『Espionage』(ムター)は、ちょっぴり風変わりな曲です、という解説がありましたが、演奏の途中、マウスピースを掌で叩く場面がありました。

 

(左:Mayu Saiki 才木茉夢 右:Sena Shinobe 篠邊千菜)

 

(左:Saki Yamashita 山下紗季 右:Rikako Sakurai 櫻井理香子)

 

ホルンといえば、吹奏楽器の仲間の中でも、演奏の難しさは“ギネス級”だとか。

音域も4オクターブと広く、おまけに管を伸すと4m近くもあるので、コントロールが難しいのだそうですが、4人のメンバーは、曲の合間にも楽しそうにお話をしてくれました。

 

 

 

 

ホルン奏者には、優しい人が多いとか・・・確かに、柔らかで温かみのある4つの音のハーモニーに包まれていると幸せな気持ちがこみ上げてきます。

 

 

S HORN QUARTET》1st Concert も満席の方々を前に終えることができました。

 

 (満足のいく演奏に、ホッとする表情を浮かべる4人:才木茉夢・櫻井理香子・篠邊千菜・山下紗季)

 

響き合うハーモニーの中に、それぞれの個性が光る演奏も、いよいよアンコール。

 

 (リベラの人気曲『彼方の光』)
清らかな空気に包まれる中で・・・終演。

まるで、ジュークボックス!

出てくる出てくる・・・“懐かしい唱歌や童謡“、“テレビドラマのテーマソング“、“映画音楽“、“アニメソング“ に “ポップス”、親しみやすい“クラシックの名曲”などが、シャッフルされて次々に飛び出して・・・まるでジュークボックスのようです。

いよいよ、10日後に迫ってきましたTRIO THE THANKのコンサート。

今日は、ホールでの最終リハーサルが行われました。

 

(TRIO THE THANK のメンバーによる、綿密な打ち合わせが続きます)

 

『TRIO THE THANK』は、2台のピアノ、アコーディオン&クラリネットの3人です。

 

(Piano・Produce:諏訪 麻衣子さん)

 

(Piano:八尋 直哉さん)

 

(Clarinet&Accordion:森 健太郎さん)

 

トリオでの演奏以外にも、クラリネットとピアノで・・・。

柔らかな木管の響きに心をゆだねて聴く曲は、ちょっぴり大人のクリスマスソング。

(クラリネットの音色が漆喰の壁に染み込むよう・・・)

 

クラリネットをアコーディオンに持ち替えてのプログラムは、誰もがよく知る “アノ曲” です。

(左:Piano 諏訪麻衣子さん 中:Accordion 森健太郎さん 右:Piano 八尋直哉さん)

 

目を見張る高度な演奏テクニックを駆使しながら、演奏を愉しんでいる3人。

台のピアノ、連弾、クラリネットやアコーディオンとのトリオなど、息の合ったメンバーから、どんな音楽が飛び出してくるのでしょうね。

(このトリオでしか聴けない、オリジナル編曲版の楽譜が譜面台に置かれていました)

 

チケットはまだ少し余裕があるそうです。

日曜日の昼下がり・・・様々なジャンルの音楽に浸りに来られませんか。

(お問い合わせ:諏訪麻衣子 090−4647−5412 or YOSHUホール)

オータムコンサート〜子どもから大人まで〜

子どもから大人まで・・・ピアノ、フルート、サックス、クラリネット、声楽、ギター、ドラム、カホン、オカリナ、リコーダーにリトミック・・・挙げきれないほどの音楽コースがある「うえはミュージックフォレスト」主催『オータムコンサート2018』が催されました。

楽器のコースだけではありません、1歳の幼児から大人までが学べるそうなのです。

 

コンサートは3部制で、1・2部は主に子ども達です。

先生にサポートしてもらって“完奏”できました。

(第1部:『メリーさんのひつじ』山崎泰造くんは年中の5歳 上羽先生と)

 

第1部のプログラム25組に続いて、第2部。

(さすが息がピッタリの双子の小学校5年生。演奏曲は『王の行進』)

 

子ども達は帰り、いよいよ大人達によるバラエティーに富んだコンサート、第3部開演です。

ピアノ独奏に続いて、 “ボーカルソロ“の登場です。

(マイクを握りしめ、気持ちを込めて歌うのは『無縁坂』 伴奏:古田百合子先生)

 

(数日前に息子さんの結婚式でも披露された『乾杯』を熱唱)

 

(フルートソロ『アンダンテ』モーツァルト ピアノ:黒松先生)

 

(日本歌曲講習会の方々による斉唱『青い目の人形』『ゆりかごの歌』)

 

(声楽『Marta』)

 

(声楽『落葉松』 ピアノ:佐藤邦子先生)

 

(声楽『Think of me〜The PHANTOM of the OPERA』 〔右〕大川先生) 

 

最後に全員で『上を向いて歩こう』を歌い、秋にふさわしいコンサートが終演。

第1部から3部まで、どれもステキな演奏だったのですが、全部のプログラムをご紹介できなかったのが心残りです。

 

月の光 あふれて・・・

「この世をば 我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることも なしと思へば」(1018年10月16日:旧暦)

栄華を極めた藤原道長が、この歌を詠んでからちょうど1千年後の満月が昇りました。

 

(道長が歌を詠んだ土御門第跡から:京都新聞)

 

満月から2日後・・・“居待ちの月“の今日、“月“ にまつわるタイムリーなコンサート「月の光あふれて」を開催いたしました。

 

『ピアノソナタ〔月光〕』(ベートーベン)で開演。

(この曲を“月光“に例えた先人がおられましたが、ホールは“月光の波“に包まれて・・・。ピアノ:浅井康子さん)

 

続いて、歌曲『月に寄せて』(シューベルト)です。

先ほどの『月光』の続きを思わせる曲の始まり・・・幻想的な響きの曲に続き、「月にまつわる曲ばかりだと、寝てしまわれそうなので、コミカルなものも入れました」という訳で、“月”とはかけ離れた歌曲『ます』です。演奏前には、大阪弁を交えた解説が飛び出して・・・。

(「水を濁らしたらええねん・・・」釣り人になった大阪弁での解説に、情景が目に見えるようです。ソプラノ:加藤かおりさん)

(ピアノ:浅井康子さん ソプラノ:加藤かおりさん)

 

「楽譜は台本」・・・ショパンのバラードの中で、極めて人気の高い『第1番Op.23』を演奏する前に、浅井さんは、そう話されました。

(バラード・・・物語的な要素をもった作品を、ピアノがどのように語るのでしょうか)

 

シューマンが愛するクララに贈ったという歌曲集「ミルテの花」を歌う前に“くるみ“の写真を見ながら楽しく解説してくれました。

(歌曲集「ミルテの花」より『くるみの木』の解説で・・・。ソプラノ:加藤かおりさん)

 

(「自分の想いが好きな人のところへ・・・」シューマンの歌曲『月の夜』。歌曲の中でも特に美しい一曲です)

 

休憩をはさみ、加藤さんがフォーレの代表的歌曲『月の光』(Op.46-2)を歌い終えると、やはり“月”をテーマにしたドビュッシーのピアノ曲『月の光』を浅井さんが演奏されました。

(穏やかな月の光は、悲しくそして美しく・・・。ピアノ:浅井康子さん)

 

コンサート最後のプログラムは、田原祥一郎さんのテノール3曲です。

(「月は美しく輝き 静寂はその翼を広げ、ゆけ、セレナータ・・・」テノール:田原祥一郎さん ピアノ:浅井康子さん)

 

曲の合間のお話も、とても面白くて、あっという間に3曲の演奏が終わりました。

(歌われた3曲とも“月”にまつわるもの・・・ベルリーニ『美しい月』、マスカーニ『月』)

 

「月が沈み、夜が明けてきました。」と言って歌われたアンコール曲は『朝の歌』です。

 

浅井さん、田原さんと古くから交流を深めてこられた戎洋子さんがステージに呼ばれ、懐かしい思い出話を聞かせていただきました。

(〔左から〕浅井康子さん、田原祥一郎さん、戎洋子さん、加藤かおりさん)

 

今日、ホールにお越しの皆様方は、1千年の時空を超え、『朝の歌』の夜明けが訪れるまで、十分に愉しんでいただけたことでしょう。

今夜は “十八夜“・・・。

月の出を座って待ちながら、いにしえの時代ときに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

“シューベルティアーデ”

「日本ドイツ協会 サロンコンサート関西支部NO.2」開演です。

 

コンサートのテーマ “シューベルティアーデ”とは、シューベルトが私的に行った夜会のこと・・・というわけで、プログラムは全て彼の作品がずらりと並んでいます。

 

(ユリウス・シュミットによる絵画『シューベルティアーデ』)

 

「どうか届きますように、愛のささやきが・・・」

演奏者本人の朗読に続き『恋する女の手紙』など3曲で、“シューベルティアーデ” が開演しました。

(Sop:正木章子さん Piano:三好恭子さん)

 

人はどんなときに水を眺めに行くのでしょう・・・夕暮れの舟遊びが歌われている『水の上で歌う』など、水をテーマにした3曲です。

(Sop:秋田美喜子さん Piano:大熊敏子さん)

 

シューベルトの3大歌曲集の一つ「冬の旅」は、『おやすみ』と書き残してさすらいの旅に出る・・・序曲のような作品から始まりました。

(Mez:高山幸子さん Piano:岡原慎也さん)

 

最もよく知られた歌曲集「冬の旅」から『宿屋』。

「この歌曲集の中で最も目立たない曲。しかし心の底を揺さぶられるような歌である」と評されています

神がいなければ、自分が神になる」・・・『勇気』など。

(Bar:竹村秀一さん Piano:川上佳葉子さん)

 

休憩をはさみ、後半は、「鳩の名は“あこがれ”」・・・シューベルトの絶筆とされている叙情的な作品『鳩の郵便』など。

(Mez:浅田秀子さん Piano:北倉明子さん)

 

心を和ます芸術、私はおまえに感謝する・・・『音楽に寄す』、シューベルト歌曲の中でも人気の高い『エレンの歌(アヴェマリア)』。

(Sop:大賀千夏子さん Piano:川上佳葉子さん)

 

過ぎ去った恋を懐かしむように穏やかに・・・『春に』ほか。

(Sop:講殿由紀奈さん Piano:出口青空さん)

 

ゲーテ「ファウスト第1部」を基にした悲劇の歌曲から・・・。

(Sop:大橋ジュンさん『糸を紡ぐグレートヒェン』ほか)

 

(Piano:日本ドイツリート協会会長 岡原慎也さん) 

 

“シューベルティアーデ”の絵画のように、出演者の方々が一堂に集うことはありませんでしたが、シューベルトが催した“夜会”も、今日のコンサートのようだったのでしょうか・・・。

 

Cantiamo insieme 一緒に歌いましょう

YOSHU HALL SAGGIO と銘打った「練習会」が開かれました。

歌うことの大好きな方々が、お互いの成果を披露し合うコンサートです。

 

『聖者の行進』など、英語の歌5曲をメドレーで歌って開演。

(カフェ・アンドール歌の会 at ミュージックスペース ポポロ)

 

出演者の中での最年少、小学生が自分自身にふさわしい歌を披露します。

(中西陽香さん『When I grow up』大きくなったら)

 

堂々と歌う姿からは、今回がデビューとは思えません。

(ソロデビューしました・・・小山恵三子さん『我が悩み知りたもう』黒人霊歌)

 

「とっても歌いやすい」と評判のピアノは、片桐えみ先生。

(歌に寄り添って・・・ピアノ:片桐えみ先生)

 

(着物をリメイクしたというドレス。秋の紅葉にぴったりの衣装です:谷本悦子さん『小さな空』武満徹)

 

(中には自分の合唱団を主宰している方も・・・中田佳代さん:オペラ「ジュリオ チェーザレ」より『この胸に息のある限り』)

 

出演者の中で最高齢は中嶋晴久さん。

(豊かな声量で歌う中嶋晴久さん:『泣かないお前』クルティス)

 

(『乾杯』ヴェルディ:日高純子さん)

 

「練習会」前半最後は、指導者西影純枝先生。

(「偽りの婚約より『花』」:西影純枝先生。ピアノ:片桐えみ先生)

 

全員、前半と後半でそれぞれ1曲ずつ歌いました。

後半最後、出演者の皆さんが、西影先生の歌に聴き入って・・・。

(『口づけ』アルディティ)

 

“皆様ご一緒に”で終演。即興演奏だとは感じさせないピアノ伴奏を披露。

(『赤とんぼ』『里の秋』を楽譜なしで演奏:片桐えみ先生)

 

(“皆様ご一緒に”)

 

終演後、ホールに隣接するサロンで、打ち上げと互いの成果の褒め称え合い会。

(自分の頑張り、指導者、ピアニストへの感謝の気持ちを込めて「乾杯」)