デビューコンサートに向けて・・・

お盆休みで静かな午後・・・2台のピアノを使ったリハーサルが行われました。

 

(菅野菜摘さんと當宮あいみさん)

 

音楽大学の同級生二人による「ピアノ デュオ リサイタル」に向けた練習です。

お二人のデュオの指導をされている呉多美(おお たみ)先生も来られて、練習をじっと見守っておられました。

 

(お互いの表情を確かめ合い、2台のピアノが一つになって・・・)

 

今回が二人にとっての初めてのコンサートだそうで、9月の本番までに、何度かリハーサルをされる予定です。

 

(二人の息がピッタリと合って、素敵な演奏が生まれてきます)

 

リサイタルでは、「リベルタンゴ」、「花のワルツ」〔くるみ割り人形〕など、楽しみなプログラム満載です。

 

◆Piano Duo Recital〜愛の喜び〜

  菅野菜摘&當宮あいみ 2台ピアノリサイタル

(2018年9月8日Sat.15:00開演/14:30開場)

          YOSHUホール 全席自由

      前売り 2,000円 学生 1,500円

      当  日  2,500円 (3歳以上入場可) 

お問合わせ e-mail:pianoduo.nxxa@gmail.com/

TEL:050-5329-5583

YOSHUホール ぶらり界隈〔壱〕「長堀橋」

夏の日差しも八月半ばを過ぎて翳かげりを見せ始めたようです。

これからが、散策にいい季節ですね。

そこで、YOSHUホールに来られるついでに、ちょっと辺りをぶらぶらしてみませんか。

 

公共交通機関を使ってYOSHUホールにお越しになる場合、大阪メトロ(地下鉄)『長堀鶴見緑地線』か『堺筋線』を利用されることでしょう。

 

「長堀橋駅」をご利用の場合、“崕亳を出て東へ向かって歩くと、約5分でホールに着きますが、この機会にホール界隈の散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

「長堀橋駅」“崕亳を北に向かって歩くこと4分・・・堺筋の名所にもなっているレトロな建物が見えてきます。

 

 

(日本の近代建築としては珍しい建築様式が採用されているので必見です!)

 

昭和6(1931)年に建てられた「旧川崎貯蓄銀行大阪支店」の社屋です。

現在は、レストラン・迎賓館「堺筋倶楽部」として生まれ変わっています。

当時の営業室や電話交換室などはイタリアン、及びフレンチレストランに、また、金庫室はワインセラーとして利用されていて、お昼には「シェフおすすめのランチコース」があるようです。

 

(石張りの外壁や繊細な装飾を施された左右対称のデザインから、銀行だった当時が偲ばれます)

 

この建物を東に折れて歩くこと数分・・・

 

(左手に「旧川崎貯蓄銀行大阪支店」を見ながら東に向かって歩きます)

 

見えてきたのは、ビルの下にひっそりと佇む、史跡「油掛(あぶらかけ)地蔵尊」です。

 

(うっかり見落としてしまいそうなビルの角地のお地蔵さん)

 

この「油掛地蔵尊」・・・『古事記』や『日本書紀』にも載っており、昔から悪疫、火防等の退散などのご利益があると今でも慕われているそうです。

 

拝む際に、どうして油をかけるのかについては幾つかの説があるようなのですが、長年の油のせいで、顔かたちは判然としません。

 

(1945(昭和20)年3月13日深夜から翌日未明にかけての「大阪大空襲」でもそのままの姿で立っていたそうです)

 

1300年余りの悠久の時を経た石仏を前にすると、ゆったりとした時の流れに包まれているようで優しい気持ちになりました。

 

(左手の道を奥に進み、左折すれば・・・そこがYOSHUホールです)

 

ほんの十数分の散策ですが、いかがですか。

ピアノ発表会

YOSHUホールでは、ピアノの発表会がよく催されます。

8月最初の土曜日・・・ピアノ教室の発表会がありました。

 

(『心を込めて弾き、聴いて下さる方に訴えかける演奏を目指すこと・・・』:プログラムご挨拶から)

 

オープニングは、講師演奏「陸王・メインテーマ」をBGMに、出演者の一人ひとりが、発表会に臨むコメントと共に紹介されて・・・子どもたちに対する指導者の温かい気持ちが伝わってきます。

 

(「講師演奏」後ろの白壁をスクリーンに、子どもたちが順に紹介されていきます)

 

そして、講師先生の演奏「威風堂々」で、出演者全員の入場です。

 

(全員合唱「BELIEVE」を歌う子どもたち)

 

発表会に出演する子どもたちは、4歳の“年中さん”から、中学1年生までの12人。

 

(プログラム1番は最年少、4歳の演奏「ふしぎなぽけっと」など)

 

演奏者は、自分の番が来たらホールに入るのではなく、最初から全員の演奏を静かに聴いています。

 

(出演者は、一番前に並び、みんなの演奏に聴き入っています)

 

みんなの前で発表することとみんなの演奏を鑑賞すること・・・この発表会で得た大切な二つの経験です。

 

(我が子の演奏でしょうか。スマホで撮影した画像は一生の思い出になることでしょう)

 

発表会の大舞台で演奏するという目標を、YOSHUホールで実現することができましたね。

ありがとうございました。

大正琴とエレクトーンのコラボレーション!

台風一過・・・昨夜来の台風の来襲に危ぶまれていましたが、賑やかで楽しいコンサートが無事に開演いたしました。

 

前半は、エレクトーンによるソロ演奏です。

 

(『ファンキー・キャッツ』を演奏しているのは小学校2年生女子)

 

今回は、ホールサイドの鏡面を使うことで、ホールをより一層広くみせるだけではなく、見えないはずの鍵盤の手元や演奏中の表情などをうかがうことができました。

 

(『レジェンド・オブ・ミシカ』を演奏する高校2年生:左が鏡に映った姿です)

 

コンサート後半は、「大正琴」と「エレクトーン」のアンサンブルです。

「大正琴」は、鍵盤を左手で押さえて右手に持ったピックで弾いて演奏する、琴の一種であり、日本では家庭用楽器として大正時代に流行し、その名前が残っているそうです。

 

手前で「大正琴」を演奏しておられる方の中に、後方でエレクトーンを弾いているお孫さんがおられるそうなのです。まさに、世代を超えたコラボレーションです! 

 

(「大正琴」と「エレクトーン」のコラボレーションで演奏するのは『おお牧場は緑』など)

 

よく見ると、楽器の横に何やら目覚まし時計のようなものが・・・。

この楽器・・・「電気大正琴」といって、傍に置いているアンプを通して音を増幅しているので、後方で演奏するエレクトーンともバランスよく、コラボレーションできるのですね。

 

(「大正琴」の右に置かれているのが“アンプ”です)

 

コンサートの“トリ”は、講師お二人のアンサンブルでした。

 

(講師お二人による演奏『美女と野獣』など)

 

それにしても、「大正琴」には「電気大正琴」以外にも、様々な音色が出せたり、音域を自由に変えることができる「電子大正琴」があり、一方の「エレクトーン」も、高品質で多彩な音色が出せて、あらゆる音楽を奏でることのできる楽器があるとか・・・“楽器”も進化しているのをあらためて認識いたしました。

 

当ホールをご利用の皆様・・・今回のように“鏡面”をうまく使い、ホール利用を“進化”させてみませんか!

ハープの魅力、余すことなく・・・

7月のYOSHUホール「マンスリーコンサート」は、透き通るような涼やかな音を奏でる楽器、ハープのプログラムです。そういえば、一柳慧(いちやなぎとし)氏の作品に、ハープとピアノのための『夏の花』というのがありますが、ハープの音色は夏にふさわしい楽器だと言えそうです。

 

この日、午前10時半の予定時刻ぴったりに、本日のコンサートの主役楽器、ハープが専用のキャリーに乗せられて運び込まれてきました。

 

(Mai Fukui の上に、現代の著名なハープメーカーの名前が見えました)

 

今回のマンスリーコンサートは、ハーピストの福井麻衣さんです。

 

「楽器を少しでもよく見ていただけるように、ホールのサイドを使って演奏しませんか」という福井さんのご提案で、どの席からでも見やすい配置にすることができました。

 

(普段とは違ってハープ鑑賞に特化した?!座席配置の後、リハーサルが始まりました)

 

この日のパンフレットを花屋さんに持参し、福井さんにお似合いの花で、お客様をお迎えしました。

 

(深紅のバラの向こうに並んでいる紙コップは、出演者自らが来場者の方々に用意されたお茶です)

 

開演!

 

コンサートは、ドビュッシー没後100年によせて『アラベスク第1番』で始まり、よく知られた『亜麻色の髪の乙女』の演奏へ・・・。

 

福井さんがパリ国立高等音楽院の先生にアレンジしていただいたという『蝶々夫人』(プッチーニ)では、日本古謡『さくらさくら』が挿入されていて、まるで和楽器の箏(そう)を思わせる演奏です。

 

ここで、これまでに何度も福井さんとオーケストラとの共演を実現させてこられた戎洋子さんがトークに加わって・・・。

 

(お二人のトークの成り行きで、話題はチャイコフスキーの『花のワルツ』に移りました)

 

プログラムには載っていない、『花のワルツ』冒頭部分の印象的なカデンツァを演奏してくださったのには、皆さん大喜びでした。

 

(『花のワルツ』・・・冒頭の部分は、ハーピスト独りだけの演奏なのです」)

 

演奏の合間には、福井さんから「ハープに関するクイズ」があり、全問正解者にはプレゼントをくださるサプライズが用意されていました。

 

(「次に演奏する『アリアドネの冠』で使用する打楽器の数はいくつでしょう?」)

 

『アリアドネの冠』(マリー・シェーファー)では、ハープの周りに8種類の打楽器を並べ、巧みに操り演奏しながら、特殊な奏法を交えたハープの演奏が披露されました。

 

(「気分で腕を動かしているのではなくて、楽譜に腕の動かし方が指定されているのです!」)

 

『アリアドネの冠』第2曲目では足首に鈴を巻いて踏みならしながらの演奏でしたが、軽やかな鈴の音は聞こえたのですが、残念ながら鈴はドレスの裾に隠れていて見ることができませんでした。

 

(リハーサルでは足に巻き付けた鈴を見ることができました)

 

ピアノ作品、オペラ、ハープのためのオリジナル作品など・・・様々な切り口からハープの魅力を紹介してくださり、あらためてハープという楽器のすばらしさを感じ取ることができた素晴らしいコンサートになりました。

 

あっという間にアンコール・・・会場にお越しの皆様方と一緒に『浜辺の歌』を歌いました。

 

(「寄する波よ 返す波よ」・・・“浜辺”のイメージに、ハープの音は馴染んでいました)

 

ハープの演奏で歌いながら、やはりハープは夏の季節によく合っているのでは・・・との思いを強くしました。

「ヴァチカン国際音楽祭2018」に向けて…

2013年「ヴァチカン国際音楽祭」にアジア初の団体として招聘しょうへいされ、大きな喝采を浴びた『西本智実指揮イルミナートフィルハーモニーオーケストラ&イルミナート合唱団』。

6年目となる今年、オーケストラとともに「名誉パートナー合唱団」の称号を授与されたイルミナート合唱団の音楽祭に向けた練習が始まっています。

 

(「ヴァチカン国際音楽祭2018」と「イルミナート合唱団員募集」のパンフレット)

 

合唱団の練習拠点は全国4カ所、参加団員数は200名を超えています。

関西では「YOSHUホール」が拠点になっており、月3〜4回程度練習を重ねています

 

(ホールに貼りだされていた練習日程表)

 

それでは・・・関西拠点での練習の様子をご紹介しましょう。

 

 

7月9日。この日の指導は、上島幸恵先生です。

 

(歌う前の準備からスタート。この日の指導は上島幸恵先生)

 

「体の重心を低く、安定感のある声をつくるため、動きを取り入れながら、体の芯から声を出す発声練習をしています。立体感のある音づくりを目指しています。」(上島先生のお話)

 

(ピアノ:西浦陽子先生)

ヴェルディ レクイエムの 「Libera me」 を中心に練習が行われました。

 

              

 

そして今日(7月22日)は、もう一人の指導者、野上貴子先生による指導です。

 

(ピアノを弾きながらの発声練習)

 

突然、聞こえてきたのは、「♪ア〜ア〜」・・・『北の国から』(さだまさし:曲)です。

「ここ大阪があまりにも暑いので、涼しい気持ちで発声練習をしようと・・・」(野上先生のお話)

野上先生のお茶目な一面を垣間見ることができました。

 

続いて、『オラショ(Laudate Dominum)』の練習に入りました。

 

(グレゴリオ聖歌「オラショ」)

 

野上先生が、練習の後、次のような感想をもらしてくださいました。

「言葉とメロディーが一体化してきました。『祈り』への息吹きを感じました。この調子でいけますように…(野上の祈り)」

 

 

(指導:野上貴子先生・ピアノ:中村恵子先生)

 

テンポのいい指導で、グノー「聖チェチーリア荘厳ミサ曲」に移ります。

「ハーモニーがそろうようになってきて、忘れていることは多々ありましたが・・・響きが安定し出しました。」

 

(日曜日の夜、18時から21時までの練習には30名弱の方々が来られました)

 

休憩をはさんで、ヴェルディ レクイエム 「Libera me」・・・前回の続きからです。

といっても、これまでに一度練習をしているので、さらなる高みを目指し、張り詰めた空気の中での指導が展開されるのでは・・・と思いきや、「細い蕎麦を食べるんじゃなくて、極太のうどんを5分で食べる勢いでブレスして!」といって食べる真似をされるなど、一瞬で理解でき、しかも、雰囲気が和らぐ説明が次々に飛び出してきました。

 

 

 

イルミナート合唱団では団員を募集しています。

参加条件:可能な限り練習会に出席していただける方。

楽譜:各自ご用意ください。

 

(ヴェルディ「レクイエム」〔ペータース版〕・グノー「聖チェチーリア荘厳ミサ曲」〔ペータース版〕)

(グレゴリオ聖歌「オラショ」はコピー譜を参加時に配布いたします)

 

参加ご希望の方は、下記にお問い合わせください。

 

◆大阪合唱団事務局

 Tel 080-9170-6727

  メールchorus.osaka920@gmail.com

声楽 公開レッスン!

ベルリン芸術大学で教鞭をとられている 岡坊久美子先生による「声楽 公開レッスン」が行われました。

受講に来られた6名は、聴講の方々を前に、それぞれ約1時間のレッスンを受けられました。

 

(聴講生を前にした「岡坊久美子 声楽公開レッスン」風景・ピアノ:室屋香澄さん

 

緊張感の中にも、笑顔の表情が見られ、和やかな雰囲気で進められていきます。

 

(「とても楽しくて、あっという間でした」 小笹山紀子さんピアノ・鈴木彩華さん〔大学4回生〕・岡坊久美子先生)

 

受講の後、鈴木さんは「『小鳥がいい声で歌うのはね・・・』など、岡坊先生のわかりやすい指導で、イメージをつかみやすかったです。今回のレッスンで、これまで抱えていた悩みが解消されたのと、これから先、何をすればいいのかが見えてきました。」と決意を新たにした様子でした。

 

休憩する間もなく、次のレッスンへ・・・

 

(レッスンを始める前に、じっくりと聴き入る岡坊先生)

 

まずは、ドイツ語の発音についての指導からスタート。

 

(西村菜月さん〔大学2回生〕

 

「今までにない音楽のつくりかたで、とても勉強になりました。このホールの響きもよくて、気持ちよく歌うことができました。」(西村さん)

 

 

公開レッスンが始まってから3時間・・・「“P (ピアノ)とは、どういうことですか?」「転調の意味は?」・・・など、岡坊先生からの問いかけが入るなど、受講生に必要なポイントを補いながら、きめ細かいレッスンが続きます。

 

(ピアノ:高岡真寿美さん・桃野美法さん〔音楽大学卒業生〕

 

公開レッスンなので、必要に応じて聴講の方々へも説明を加えてくださいます。

 

 

レッスン後、桃野さんが「どんどん新たな課題がみつかる貴重なレッスンの場になりました。」と上気した表情で受講の感想を述べてくれました。

 

「YOSHUホールは、歌いやすさ、客席とのほどよい距離感など気に入っていて、毎回、ここを利用させてもらっています」と、企画・運営の田中希美さんが話してくださいました。

 

 

 

オーケストラにチャレンジ!

ホール申込書の"使用目的"に記入されていた「録音」という文字に目がとまり、お話を伺うことにしました。

 

 

このホールを使って録音をされるのですが、確かに、ドアを閉めてしまえば、ホールの外に音漏れがしないので、録音するのに適しているかもしれません。

 

(ホールの一番後ろに録音機材を設置して・・・)

 

「私の場合には、一番後ろから録音するのがいいみたいです」と話してくれました。

 

録音の目的は、プロのオーケストラのオーディション受験!

トランペット首席奏者を目指した長い道程の始まりです。

 

この日は、6曲の試験曲の中から、H.トマジ「トランペット協奏曲」の収録をしておられました。

 

(録音試験曲の一つ、Henri Tomasi「トランペット協奏曲 Concerto pour trompette et orchestre (1948) 」の書き込みが入った楽譜)

 

「ここのホールは響きすぎることなく、私の音もしっかり聞こえるので、とても気に入っています。

 

(トランペット:前田歩美さん・ピアノ:中桐綾奈さん)

 

 

録音試験の発表は8月下旬。

録音試験合格者は、その後、第一次から二次、三次試験、面接を経て「首席奏者」の席へ・・・。

自分の思いが届くといいですね。

Let's Challenge・・・応援しています!

ペルシャ(イラン)伝統音楽に浸りました!

本番を1週間後に控えた、ピアノ&サントゥール コンサート」のリハーサルが行われました。

第1部のピアノ演奏のリハーサルから始まりました。

 

(最初は子どもたちからスタート)

 

ジャズのスタンダード・ナンバー「スターダスト」)

 

(ドビュッシー「6つの古代のエピグラフ」より:内海恵先生・川合清裕さん)

 

本番の通りに、第2部「ピアノの祖先、サントゥールの調べ」のリハーサルに移ります。

 

(「イランのフォークソングより」サントゥール:土屋久美子さん)

 

(「イランのフォークソングより」サントゥール:齋藤つきみさん・内海恵先生・トンバク:正明長久さん)

 

サントゥール(Santur)という楽器・・・あまり馴染みがありませんが、イランでは人気のある弦楽器なのだそうです。写真のように、台形状の木箱に張った鋼鉄弦と真鍮弦を2本の細い撥で叩いて演奏します。

 

左側の男性が抱えて演奏している楽器はトンバク(Tonbak)といって、西アジアで使用される打楽器で、両手を使って演奏しておられました。

 

コンサート最後、床にシートが敷かれ、その上に「輪」が並べられていきます・・・何が始まるのでしょう。

 

実は、底が丸くなっている「クリスタル シンギング ボウル(Crystal Singing Bowl)」という楽器を置くための「輪」だったのです。
光が当たるとキラキラと輝いていて、叩いたり撫でたりして演奏し、倍音を耳からだけでなく身体全体で愉しむという楽器です。ラヴェル「水の戯れ」のピアノ演奏との協演を聴かせてくれました。
子どもから大人まで、また様々な楽器に触れあえるコンサート・・・待ち遠しいですね。

発表会に向けて・2台のピアノ

8月にピアノ発表会を企画しておられる先生方が、講師演奏に向けた練習のためにホールを利用されました。

先生方とは、お母様とその長女・次女の親子3人で、合わせて50名の生徒を教えておられるそうです。

 

まずは、2台のピアノによる演奏から練習開始です。

 

(ピアソラ「リベルタンゴ」:長女と次女による演奏です)

 

YOSHUホールに来られたきっかけは、ピアノ2台を向かい合わせに置いて演奏できるところなのだそうです。ピアノを横に並べて置けるところはあっても、向かい合わせに配置できるところはなかなか見つからないとか。

 

お話をうかがっているうちに、「私たち3人が1台のピアノに並んで『六手連弾』も披露するのですよ」と言って、親子で息の合った演奏を聴かせてくださいました。

 

(チャイコフスキー「くるみ割り人形」より)

 

「六手連弾」といえば、ラフマニノフが知り合いの3姉妹のために作曲をした「六手のピアノのためのロマンス」という作品がありますが、生演奏を聴ける機会はそう多くないので、生徒さんたちに喜ばれるでしょうね。

 

思い出に残る、すばらしいコンサートになることでしょう。